転職プラストップ > 転職ノウハウ > 転職相談室 : 資格の必要性

転職相談室

Q

資格を持っていると、転職に有利ですか?

A 一般的に「資格=キャリア」と考えがちですが、中途採用においては資格より実務経験の方が重視されます。不動産鑑定士や財務コンサルタントなど、有資格者でなければエントリーできない職種でない限り、その資格があるから転職できるという事はありません。資格は一定のスキルを量る目安と考え、目的に沿った資格を取るようにしましょう。

その資格は本当に必要? まずは見極めが大切

ひとつの事例ですが、最近よく「未経験ではあるが、総務職にキャリアチェンジしたいから」との理由で漠然と「社会保険労務士」の資格を取得する人を見かけます。ですが、必ずしも「社会保険労務士の資格取得=総務職」への近道ということではありません。このケースだけでなく、未経験の分野で転職を考える場合、資格を取得してもすぐに求める仕事に就ける保証は無いと考えるのが一般的と言えるでしょう。中途採用では原則として前職の経験やスキルを評価します。未経験で転職するには、前職と関連する強みを打ち出すことが大切で、資格の必要性はあまり重視されません。

むしろ資格を取得するのであれば、自分の現在の仕事にとって必要なものを選択することが大切です。例えば、営業職の方がブラッシュアップするのに、コンサルティング営業をしていくのであれば、財務に関する資格を習得しておくのもいいでしょう。ただし、それは経理にいくためでなく、相手企業の財務状況を把握した上で、自社の商品の戦略アプローチを考えるために取得するものです。あくまで、現在の仕事をさらにキャリアアップさせていくためのプラスα要因として取得するのがベストでしょう。

資格は目安であって、武器ではないと考えよう

資格はあくまで一定のスキルを判断する目安と考えるのがベスト。日商簿記やTOEICも参考材料としては有利ですが、決定的なものではありません。面接では資格をPRするよりは、これまでにどのようなキャリアやスキルを培い、その経験が応募先企業(仕事)でどのように活かせるのか、役立たせることが可能なのかをアピールすることの方が大切です。

最も危険なのは漠然と資格を取得するパターン。前述の通り、資格ありきの職でない限り、資格が採用の決め手となるわけではありません。それを踏まえた上で、賢く資格を取得していくのであれば、現職に対しての、向上心や志向性をより明確にアピールするための“強み”と考えておくと良いでしょう。

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