
渡辺 重治
ワタナベ シゲハル
名古屋オフィス
2009年11月11日
「コレはソレです」などと直訳してはいけません。
そうです、マイケルジャクソンの映画です。
見に行ってきましたよ。
リハーサルとはいえ、マイケルのダンスは、
20年前の全盛期そのままでした。
ホントに50代? ホントに体調不良だったの?
切れ味抜群の体さばきでした。
世界中からオーディションで集まったダンサー達。
他にもドラマーやギタリスト、コーラス・・・、衣装スタッフ、照明スタッフ・・・。
「マイケルのダンスに衝撃を受けてこの世界に入ったんだ」
「今まで多くの一流アーティストと仕事をしてきたが、マイケルとのツアーはその頂点さ」
「はじめて人前で歌った歌がマイケルのこの歌なの」
皆、マイケルとの仕事に胸躍らせ、目を輝かせています。
マイケルは不思議なリーダーシップを発揮していました。
ダンサーの踊りには勿論、演奏にも、セットにも、照明にも、
本当に細かいところまで注文をつけます。
こういう風に何でもかんでも口を出す人って、
どこかのオーナー社長のように唯我独尊になっちゃって、
離職者続出になるケースが多いのですが、
マイケルはいつでもソフトで紳士的なんです。
度重なるダメだしに、演奏者が、
「もっと分かるように具体的に言ってくれよ」等と
神をも恐れぬ逆切れを発言をしても、
マイケルは、か細い声で、繊細に気遣いながら、
やさしくやさしくダメを出し続けるのです。
全員で円陣を組んでマイケルが語るシーンは、じわじわ来ました・・・・。
この映画では主人公の死という結末は全く語られません。
ライブツアーに向けて、着々とステージが出来上がっていく「夢の過程」だけが丹念に綴られています。
けれども誰もが知っているその結末。
マイケルはもうこの世にいない。このステージは永遠に実現しない。
それだけに上映冒頭から切なくて胸がいっぱいになりました・・・。
上映が終わり、エンドロールも尽き、場内に明かりが灯るまで、
誰一人、席を立つ人はいませんでした。
水を打ったように静かで異様な雰囲気でした。
本当に死んじゃったの? 本当にもう見れないの?
全力のビリージーンをもう一度見たかったよ・・・(´Д`;)
観客みんなが途方に暮れている感じでした。
一日一日を大切に生きたくなる映画です。
マイケルがいっそういとおしくなりますよ。
P.S.
マイケルの細い声を真似して「アイラビュー」とか
「ハロージャパン。・・・・・チョット遠カッタ」とか言うのが
最近のマイブームになっております。