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渡辺 重治(ワタナベ シゲハル)
の転職コラム

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2009年11月の転職コラム

行って来ましたよ、マイコーのライブ。
マイケルではなくてマイコーですよ。

みなさん、「マイコーりょう」を御存知でしょうか?
マイケルジャクソンのモノマネを専門とするお笑い芸人です。
細長い手足に、それなりにウマイ踊り。
それだけなら数多いるマイケルモノマネタレントの一人ですが、
特筆すべきはマイケルの真似をしながら「日本の歌」を歌うという芸風です。

私が確認したマイコーりょうのレパートリーは、
・ズンドコ節
・マツケンサンバ
・One Night Carnival
・UFO 等など。
見たことのない方には何のことやらさっぱりイメージが沸かないと思いますが、
とにかく日本の曲をマイケルが歌うという芸風なのです。
特に「崖の上のポニョ」は秀逸です。
彼の持ちネタの中で最も完成度が高いと思われます。

で、そのマイコーりょうが、
近所のハウジングセンターのイベントにやってきたのです!(大興奮)
もちろん、見に行ってきました。

小さなイベント会場ですので、観客はせいぜい数十人くらいでしょうか。
小さなお子様連れの家族が大半です。
ライブは、何と・・・大盛り上がりでした。
子供も大人も大喜び。
マイコーがあおると、会場全体で「ポー!」
ムーンウォークを披露すると盛り上がりは最高潮に。

「今日ハ、オ子様ガ多イノデ、アニメノ歌ヲ、ヤリタイト思イマス」
マイコーの発言ににわかに会場が色めきました。
そうです。 ポニョです。
マイコーのポニョを見たい人が他にもいるのかと私は嬉しくなりました。
一体感。
確かに皆の心の中にマイケルは生きている。
そう実感できるひと時でした。


・・・・・こんな素晴らしいパフォーマーなのに、
彼は現在、コンビニでバイトしているそうなのです( ̄□ ̄;)
「今日コレガ終ワッタラ夜勤ニ入リマス」
そんなに苦しいギャラで仕事してるんですね・・・。
こちらは十分すぎるくらい楽しませてもらったのに。
つい私も自分の本業を思い出し、
仕事の対価、というテーマについて考えてしまいました。
まぁ、タダでステージを見た人間の言えた義理ではありませんが・・・。

2009年11月11日

THIS IS IT

「コレはソレです」などと直訳してはいけません。


そうです、マイケルジャクソンの映画です。
見に行ってきましたよ。

リハーサルとはいえ、マイケルのダンスは、
20年前の全盛期そのままでした。
ホントに50代? ホントに体調不良だったの?
切れ味抜群の体さばきでした。

世界中からオーディションで集まったダンサー達。
他にもドラマーやギタリスト、コーラス・・・、衣装スタッフ、照明スタッフ・・・。
「マイケルのダンスに衝撃を受けてこの世界に入ったんだ」
「今まで多くの一流アーティストと仕事をしてきたが、マイケルとのツアーはその頂点さ」
「はじめて人前で歌った歌がマイケルのこの歌なの」
皆、マイケルとの仕事に胸躍らせ、目を輝かせています。

マイケルは不思議なリーダーシップを発揮していました。
ダンサーの踊りには勿論、演奏にも、セットにも、照明にも、
本当に細かいところまで注文をつけます。
こういう風に何でもかんでも口を出す人って、
どこかのオーナー社長のように唯我独尊になっちゃって、
離職者続出になるケースが多いのですが、
マイケルはいつでもソフトで紳士的なんです。
度重なるダメだしに、演奏者が、
「もっと分かるように具体的に言ってくれよ」等と
神をも恐れぬ逆切れを発言をしても、
マイケルは、か細い声で、繊細に気遣いながら、
やさしくやさしくダメを出し続けるのです。

全員で円陣を組んでマイケルが語るシーンは、じわじわ来ました・・・・。


この映画では主人公の死という結末は全く語られません。
ライブツアーに向けて、着々とステージが出来上がっていく「夢の過程」だけが丹念に綴られています。
けれども誰もが知っているその結末。
マイケルはもうこの世にいない。このステージは永遠に実現しない。
それだけに上映冒頭から切なくて胸がいっぱいになりました・・・。

上映が終わり、エンドロールも尽き、場内に明かりが灯るまで、
誰一人、席を立つ人はいませんでした。
水を打ったように静かで異様な雰囲気でした。
本当に死んじゃったの? 本当にもう見れないの?
全力のビリージーンをもう一度見たかったよ・・・(´Д`;)
観客みんなが途方に暮れている感じでした。

一日一日を大切に生きたくなる映画です。
マイケルがいっそういとおしくなりますよ。


P.S.
マイケルの細い声を真似して「アイラビュー」とか
「ハロージャパン。・・・・・チョット遠カッタ」とか言うのが
最近のマイブームになっております。