
水口 香代子
ミズグチ カヨコ
大阪オフィス
2009年10月の転職コラム
2009年10月29日
先日、「感動プロデューサー」として数多くの講演を行っておられる、平野秀典氏のセミナーに参加させて頂く機会がありました。
テーマは『不況の今こそ、改善・発展への好機』というポイントから、 企業での就業で高い実績を残されながら、舞台俳優もされていた平野氏ならではの、表現力豊かで明るいオリジナリティのある講演でした。またさすが俳優の方、聴衆に向けての表現力や表情・立ち姿だけでなく声まで素敵でした。
さて、以下に平野氏の講演での様々なお話の中で、印象に残ったお話を少し共有させて頂きたいと思います。
①伝える力と伝わる力の違い
②三人称ではなく二人称で話す
③人と向き合う時、対して向き合うのではなく、共に前(同じ方向)をみること
伝える力と伝わる力・・・とってもシンプルにいうと、一方的なアクションか一方的でないかということでしょうか。
皆さんも、説得してもなぜか相手には伝わらず・・・ということを経験したことはありませんか?
例えば買い物中に、納得をしたなら買いたいと思っても、説得されて買いたいとは人は思わないということです。
私も様々な企業様の求人や求職者の方の間に立ちながら、そのジレンマを感じることがあります。
この話を聞いて感じたのは、自分中心に伝えているだけでは、相手の心には響かないということです。
その表現力の違いが、人の心を動かせる人と動かせない人の違いだとおっしゃっていました。 それは決して多弁でなくてもテクニックがうまい必要もなくていいのです。
大事なのは、自分が伝えたい想いの真意を相手に理解してもらえるかどうかなのです。だから「伝える力」と「伝わる力」は別もの、なんですね。
どんないい話でも、伝わらなければ意味がない
どんないい商品も、伝わらなければ意味がない
相手に伝わるようにするにはどうするか、自分が伝えたい想いはどうしたら伝わるのか、そう考えた時、伝えるときにはあくまで一方的な行動では伝わらないということです。
これは、次の②③にも繋がる部分の軸にもなりますが、例えば二人称で話すことが大切なのは、大勢の人に大勢の物を売る(三人称)ではなく、大勢に対してもまず一人に対して伝わる様に話す(二人称)が大切ということです。
また、人と、「向き合う」のではなく、「共に同じ方向をみる」という点も共通しています。
「対」ではなく「共」
例えばこれは、営業や会社での業務でもそうですが、家族や友人、夫婦や恋人などの点でも同じとおっしゃっていました。相手と同じ方向から物事を眺めてみることで、新たな発見や思いやり・気づきなども見えてきますよね。
講演では、とてもシンプルでわかりやすい視点でありながら、ふと忘れがちなポイントを様々なエピソードと共にお話をされていて、多くの気づきを感じさせて頂きました。
他にもたくさんのお話をお聞きすることができて、よい時間を過ごすことができました。
この様に日々の出来事でも、シンプルで当たり前のことを、一度立ち止まって考えてみることも、新たな発見に繋がりますね。