
中井 結吏
ナカイ ユリ
大阪オフィス
2010年6月30日
先日、カンブリア宮殿で「ダイシン百貨店」を
取り挙げていた。
まさに地域に根ざした百貨店であり、
特に特徴的なのは、売り上げの半分以上を占め、
顧客ターゲットとなっているのが
60歳以上の方である、という事である。
その年代の方々が何十年来愛用している生活用品を取り揃えていたり、
一人暮らしの方向けの惣菜を豊富に取り揃えていたり。
中でも印象に残ったのは、
年間に数個しか売れない化粧品であっても、
「この商品を愛用しているお客さんの為に仕入れている」
と言っていた仕入れ販売担当の方の話だ。
「あの店に行けば、何でも有る」という安心感の
「何でも」が、どの顧客層に向けての品揃えかを
絞り込んでいる事によって
「安心感」につながり、
毎日でも足を運んでしまう程、顧客を惹きつけているのだろう。
そして、何と言っても百貨店でありながら、
商店街で声を掛け合いながら買い物をしている様な
店員と顧客との会話が人間的であり、笑顔が印象的であった。
何でもネットで買い物が出来たり、
便利で効率的な世の中であるが
この様な人間的なやり取りの大切さを改めて実感した内容だった。