
鳴滝 慎司
ナルタキ シンジ
大阪オフィス
2008年12月の転職コラム
2008年12月18日
先日、すっかり年末の恒例行事に定着した日本漢字能力検定協会主催の今年の漢字に「変」が選ばれました。確かに2008年は、首相の急な交代劇や、オバマ次期大統領の「change(変革)」、そして何よりも、年初には誰も予測できなかったほどの急激な経済情勢の変動、株価のみならず、身近なガソリン価格や食品価格の乱高下など・・・とにかく、どちらかというとネガティブな意味での変化の著しい1年でした。
そんな中でも、毎年大きな和紙に今年の漢字を揮毫(きごう)されている清水寺の森貫主のコメントは私には大変印象的でした。
『来年をよい年にするには、一人ひとりが変わっていくことが大切』
今年の「変」という言葉に対して、とてもポジティブな解釈ですよね。
「今年の漢字」のように、過去の状態をひとつのキーワードに集約してみることは、出来事を整理し、客観的に振り返るうえで大変有意義です。
転職活動の場面で、自分自身の過去の経歴を振り返る際にも同じことが言えます。さすがに漢字一文字というのは困難かもしれませんが、例えば「クレーム対応なら誰にも負けない」とか、「誰よりも情報キャッチのアンテナは広い」とか、そんな周りと比べて自信をもてるキーワードがあると、それが面接などの場面でもPRするうえでもわかり易い「軸」となるはずです。
さらに大事なことは、過去の振り返りを、決してネガにとらえることなく、これからの「未来」に向けてポジティブにとらえることです。まさに今年の漢字の森貫主の「変」に対する捉え方のように。
過去のキャリアを点(=強みのキーワード)として捉え、これから先のキャリアの点(=今後の志向)と線で結ぶような作業ができれば、非常にスムーズで前向きな転職活動になるのではないでしょうか。
・・・皆さんの今年の漢字は何だったでしょう?