
鳴滝 慎司
ナルタキ シンジ
大阪オフィス
2009年5月の転職コラム
2009年5月27日
先日の新聞記事によると、大手メーカーでは、ここにきて会社の「現金による預金」を増やしているとのこと。
この世界的な不況期になぜ?という話ですが、どうやらリーマンショックに始まった今回の金融危機からの教訓という背景のようです。
今回の金融危機を通じて大量の不良債権処理を余儀なくされた経験を糧に、今後の会社資産に対する指向に変化があったということです。加えて、現在の現金借入れ時の低金利も好機であるのだと思います。
個人資産の管理と同様に、最後に信用できるのは“現金”ということですね。
話は変わりますが、今回の関西エリアを襲った新型インフルエンザ流行を経験して、我が家では確実にマスクの備蓄が増えました。
今までは家の救急箱にせいぜい2枚程度しかなかったマスクが、終息傾向の現在でも、まるごと1箱あります。
関西の各家庭では同じ現象が起こっているはずです。
この話で共通して言えるのは、
『ヒトは想定外の危機に遭遇した時、次に同じことが起こったときに何をすべきかを学習し、
それを行動に移せる生き物である』
ということです。
今は仕事の場面でも、自分の力だけではどうしようもない状況は多々起こりえる環境です。
その要因を追求することにパワーを注ぐよりも、「今後、どういう備えをしておくべきか?」を考え、
それを「今すぐに実行に移していく」ほうが、この本来の本能に素直な行動といえるのかもしれませんね。