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武藤 克博(ムトウ カツヒロ)
の転職コラム

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2008年8月の転職コラム

昨今、Jリーグやプロ野球選手の海外移籍は珍しいものではなくなってきましたが、その中でも、全ての選手が華々しい成績を収めることが出来るわけではなく、中村俊輔やイチローのような目立った活躍が出来ずに日本に戻ってくる選手も多数います。逆に成功する選手の方が少ないかもしれません。

海外で成功する選手とそうでない選手との違いは、技術やフィジカルな面だけではなく、メンタルな部分が非常に大きな要素になっていると考えられています。
即戦力として期待されて移籍するのですから、そのプレッシャーは相当なものがあります。選手間の競争や、結果を残せなければすぐにお払い箱になってしまうという本場の厳しさも選手本人にとっては、かなりの精神的負担がかかります。
海外で活躍するには、知識や技術だけでなく、精神的な強さも必要な資質なのでしょう。

また、新しい環境に早くなじめるかどうかも重要です。サッカーや野球はチーム競技です。他の選手とのコミュニケーションを積極的に取り、お互いに信頼しあえる関係を構築し、コンビネーションの質を高めていかないと、その選手個人が活躍できる可能性も低くなってしまいます。

転職においても、似たようなことが言えると思います。
中途採用を行う企業は大半が即戦力として活躍して欲しいという思いを持っています。選考においては、過去の実績やその方の持っているポテンシャルを評価し、入社後に活躍してくれるであろう人物を採用します。
その期待が大きければ大きいほど、プレッシャーも相当なものでしょう。
また、早く新しい職場に慣れ、本来持っているパフォーマンスを発揮できるようになるかどうかは、周りの社員の方々のサポートも重要になるでしょう。そのためには自分からどんどんコミュニケーションを取り、お互いの理解を深めていくことも必要です。

海外で活躍するスポーツ選手と同様、技術や知識だけでなく、強い精神力や高いコミュニケーション能力も転職を成功に導くために必要な資質なのです。