
山本 倫儀
ヤマモト ノリヨシ
首都圏オフィス
2008年7月1日
みなさん最近話題の夜スペ(夜スペシャル)をご存知でしょうか。東京都杉並区立和田中学校で行われている進学塾講師による有料授業のことです。リクルート出身の藤原校長(当時)のすごいところは、今まで対立関係に位置付けられていた学校と塾を融合させてしまうタブーなアイデアを実行したことです。
さて、これまたずっと議論されていながらも殆ど実行されていないのが、学校の教員と一般企業の会社員とのキャリアの行き来です。例えば、教員を5年やった後に、メーカーで営業を5年経験し、また学校に戻る。もしくは研究開発の仕事を3年した後に、教員を3年経験し、また研究開発の現場に戻るなどです。
一般企業で経験を積んだ社会人が、小学校や中学校で教鞭を執ることで「伝えること」の難しさや、重要性を再認識し、”伝えるスキル”を上げて企業へと戻ることができます。また、教員にとってみればコスト・納期・品質という感覚を、身を持って知ることで、学校に戻っても生徒に自分の言葉で世の中に存在する仕事について語ることができると思います。
もし私の子供時代に教員経験だけでなく、会社時代に経験した楽しいことや辛いことなどを話してくれる先生がいたら、もっと早い時期に働くことを具体的にイメージできたかもしれません。
「今度は教員を数年ご経験されてはいかがですか?そこで“伝えるスキル”と“マネジメントスキル”を上げて、今の業界に戻れば、キャリアの幅も人間の幅も広がりますよ。」近い将来、弊社の面談ブースでこんな提案が普通にできる環境が整っていればと切に思います。