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山本 倫儀(ヤマモト ノリヨシ)
の転職コラム

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2008年10月の転職コラム

以前海外で仕事をしていた時期があり、食事といえば時間帯を問わず、屋台で取ることが殆どでした。
家の近くに日本人の私に積極的に話しかけてくるお店のおじさんがいて、いつしか私もそこの常連となっていました。

ある日そのおじさんが屋台を手伝っている息子を紹介してくれました。当時中学1年生くらい。
最初は照れていましたが、いつからか「オイシイ?アリガト。サヨナラ」と挨拶をするようになり、
その後は独自で日本語の勉強を始めたらしく、ノートにローマ字で書いた日本語をどんな意味で、
どんな発音をするのか、積極的に聞いてくるようになりました。 

1年が経過し、それほど頻繁に会わなくなっていた息子を久しぶりに見かけ、声をかけると、
単語をつないだだけですが、明らかに話す話題が多くなり、その目には自信が感じ取れました。
驚いて理由を聞くと、他の日本人にも積極的に声をかけたり、少しでも日本語ができる知人がいれば、
教えてもらったりしたそうです。『伝えたい』という彼の欲求は行動に移され、しかもきちんと継続されました。

カタコトの英語と日本語で話す自分が恥ずかしくもありました。 


さて、私は日々転職を希望されている方々や、社内であれば企業担当の営業に、そして
その先にいる採用担当者に、きちんと伝えたいという気持ちを持って仕事をしています。 

そのために自分の表現や言い回しは適切か、わかり辛くないか。逆に、強制的な印象を
与えていないか、そもそも自分の考えはバランスが取れているか、自問自答を繰り返しながら、
伝えているつもりです。
それでも恥ずかしながらミスコミュニケーションが生じてしまうことがあります。
しかし、自分の信念の元に伝えることを継続していかなければ、軸がぶれてしまうことになります。

伝えたい気持ちが強ければ、広く・深く知ろうと思うようになりますよね。

改めて「伝える」って奥深く、難しいと感じていますが、皆さんはいかがですか?