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山本 倫儀(ヤマモト ノリヨシ)
の転職コラム

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岡目八目(おかめはちもく):
『他人の囲碁をそばで見ていると、対局者より冷静で、八目先まで手が読める意から』第三者のほうが、
物事の是非得失を当事者以上に判断できるということ。

人材紹介業のコンサルタントとして日々働いていると、このことわざが頭によく浮かびます。
登録している方々の悩みは千差万別です。弊社から紹介した求人だけでなく、他の人材紹介会社からの
求人や、転職サイトから直接応募した求人が、並行して進んでいるケースも多く、面接を重ねていく中で
その優先順位が入れ替わるケースも少なくありません。

「この状況における最適なアドバイスは何か。また弊社から紹介している求人についてはどんな情報が
有益なのか」を自分独りで考えていると、袋小路に入ってしまうことが時々あります。
そんなときに、私は積極的に周囲のベテランのコンサルタントや営業担当者に状況を話し、自分が伝え
ようと思っているアドバイスについて、どんな印象を持つか聞くようにしています。 

もちろん、周りが与えてくれる意見やコメントに驚くような新しい内容はありませんが、伝えていく中で、
私自身が状況を客観的に整理できますし、また複数の人から同様の意見とその理由を聞くことで、
自分の中で迷っていた選択肢が確信に変わることはよくあります。 


私は何度か転職をした経験がありますが、人材紹介会社を経由した転職は経験がありません。
今から考えると、判断の拙速さや情報量の少なさ、将来のイメージ像ができていないことなど、
決して成功とは呼べない転職をしたこともあります。

転職して実際に働くのはご本人ですので、会社選択の最終決定はご本人にしていただきます。
でも自分の価値観や考え方だけで転職活動を進めていくと、後で振り返ったときに「入社前に
こんなアドバイスをもらっておけば…」というケースもたくさん見てきています。

みなさんも、もし友人から転職の相談を受けた場合、親身に相談にのり、客観的な意見をお伝えし
ていることと思います。他人のことだからこそ冷静に判断できて、自分のことだと視野が狭くなり、
そして付随して考える要素が多く、迷ってしまうことが多いのが人の常です。 


転職の場面において、皆さんが持っている自信を確信に変えること。また、迷っている選択肢に
ついて理由を明確にして「違う」と判断することをコンサルタントとしてお手伝いできればと日々思っています。