
山本 倫儀
ヤマモト ノリヨシ
首都圏オフィス
2009年11月の転職コラム
2009年11月9日
先日大学ラクビーを生で観戦してきました。
観客もまばらで、会場も都心でなかったこともあり 試合30分前のウォーミングアップも
かなり近くで 見ることができました。
話は前後しますが、私が応援していたチームは戦前、苦戦が予想されていました。
その日の相手が、前の週に昨年の1位を破っていたからです。
予想通り、試合開始30分間は防戦一方。ワンサイドゲームという言葉通り
バックスタンドで観ていた私の右半分にボールが運ばれることは殆どありませんでした。
でも、前半残り5分くらいにきた初めて訪れたチャンスにトライを奪い、前半ロスタイムに2つ目のトライ。
そして後半開始5分で3つ目のトライと完全に試合を支配し、そこから相手は明らかに
気持ちが「キレて」しまい、終わってみれば大量得点差のついた試合となりました。
試合のポイントは、前半30分間相手の猛攻に耐えて0点で抑えられたことですが、
私は数時間前に観たウォーミングアップの様子がすぐ思い出されました。
相手選手よりも選手全員から声が出ていて、タックルやボール回しが 実戦と同じレベルで
行われている。それが何と開始10分前まで。
控えの選手も声を出し、あと数分後に控えたキックオフに備えて、最高の「戦う気持ち」に
持っていくべく手を抜いていない姿がそこにはありました。
コーチからも声は出ていますが、選手同士でもガンガン指摘しあっています。
「いい集中だ!いいコミュニケーション取れてるぞ。いい雰囲気だ!」と
コーチも手をたたいて鼓舞する姿に、私は根拠もなく 『今日は勝てる!』と感じていました。
日々の仕事においては、その結果だけに自分も周りもどうしても目が行きがちですが
今回のウォーミングアップのように、勝負はもっと前についているのかもしれません。
良い準備が良い結果を生み、良い準備ができるようなメンタルをキープする。
自分ひとりで難しければ周りに言ってもらい、また周りにもアドバイスしてみんなで
日々の仕事と「戦う」気持ちを作ること。
我々のような「形のない」サービスを提供する者として、メンタルが大事であることは
理解しているはずなのに、いつの間にかその気持ちが薄れてしまうことがあります。
そんな自分に叱咤激励してくれたこのゲームを生で観戦したことは、大袈裟でなく
チケット代以上のものがありました。
余談ですが、ゲーム後に一緒に観戦した知人が経営するお店で、お酒と料理を
おいしくいただき、とても充実した休日でした。