転職プラストップ >  コンサルタントに聴く >  東京・首都圏(総合)エリア担当コンサルタント >  [山本 倫儀]のプロフィール >  [山本 倫儀]の転職コラム

山本 倫儀(ヤマモト ノリヨシ)
の転職コラム

担当している求人を見る

2010年8月の転職コラム

2010年8月19日

まほうの質問

これから面接を受ける方の中でご希望の方には、弊社に再度ご来社いただき「面接対策」と
称して30~40分ほど再度面談を行うことがよくあります。
頻出の質問(自己紹介、長所・短所、成功例・失敗例など)や、その企業特有の質問などに
対しての回答を面接前にチェックし、面接担当者はどう感じるか、プラスに捉えてもらうためには
どういう表現を使うべきか。
また、マイナスの度合いをなるべく少なくするには、どう伝えれば良いのかを一緒に考えてもらいます。 


面接対策の前に、皆さんには「面接対策問答」という幾つかの簡単な質問に、その時点であればどう
回答するか、あまり時間をかけずに記載して提出していただくことにしています。

事前に準備することで、再度自分のキャリアを棚卸し、整理していただく意図もありますし、
面接に向けて準備をすることで徐々に気持ちを盛り上げていって欲しいという願いもあります。 


事前に準備をお願いした想定問答の中で、皆さんからうまく準備できないとよく言われるのが、
企業側から「最後に何か質問はありますか?」と聞かれた場合の対応です。

待遇面(残業や休日、給与の詳細など)に終始するような質問は避け、会社の事業内容や
入社後の業務がイメージできるような職務内容に関する質問がベターですと我々も伝えておりますし、
おそらく多くの「面接対策本」もそういった趣旨で書いているでしょう。

全く異論はないのですが、私は少しだけ角度を変えて次のように伝えています。
What やWhy など、Whで始まるような質問を多くするのはやめましょう。回答の範囲が広い場合、
面接官はどう回答するかに少し悩んでしまいます。また、面接官はなぜそんな質問をしてきたかを
必死で考え、そしてそれがその方の評価にもつながります。

それであるならば、Yes or No で回答できたり、A , B or C で回答できるような質問を幾つか
準備することをお勧めしています。
そこまで質問を限定できるくらい業務や業界を理解している、もしくは勉強してきたということ自体
をアピールすることができるからです。 

面接官の回答なんて、想定の範囲内で全然構わないのです。 

質問タイムは知りたいことを知る場面ではなく、面接官との有効的なコミュニケーションを取る中で、
自分をアピールし、あわよくば面接官から他の情報を引き出す時間帯だと思うのです。

数日に渡り5~6名の候補者と会った面接官同士が、誰を2次面接もしくは最終面接に
上げるか話をした場合に何が決め手になるでしょうか?
人間の記憶はとても曖昧なものです。「印象がよかった」「意欲を感じた」等々…。

だからこそ、きちんとコミュニケーションが取れる人だとアピールできる質問タイムは、絶好のチャンスなのです。 


面接官の心をつかむような「まほうの質問」は何なのか、面接前にもっと考えてみてはいかがでしょうか。