転職プラストップ >  コンサルタントに聴く >  東京・首都圏(総合)エリア担当コンサルタント >  [山本 倫儀]のプロフィール >  [山本 倫儀]の転職コラム

山本 倫儀(ヤマモト ノリヨシ)
の転職コラム

担当している求人を見る

2011年12月の転職コラム

2011年12月21日

動く採用

皆さんの中には一度Webサイトで見た求人や人材紹介会社から紹介
された求人の応募条件は、ずっと変わらないものと考えている方はいませんか?

実は、これが結構変わるのです。

なぜか・・・?
私見ではありますが、原因は大きく2つあると思います。
(1)タイミングと需給バランス
(2)そもそも求めている人材像が明確ではなかったため(もしくは明確であったが転職
マーケットの現状と乖離があったため)。

1つ目の「タイミングと需給バランス」の例としては、入社時期を12月初旬に見据えて
7月の終わりごろから人材紹介会社に求人を依頼したケースにおいて
11月半ばになっても、決まっていないという状況です。 

当初かなり余裕を持った採用計画だったため、採用担当者も他の人事業務と
並行して、やや高めの基準を設定して書類選考や面接を実施されていました。
そのため、転職回数や年齢など、我々からすると一度会って人物面を見てから
決めて欲しいと思う候補者でも書類でお見送りとされることが殆どでした。 

しかし、11月に入るとその高い目線は一変。12月以降3月まではかなり忙しく
なるため、選考基準はだいぶ緩み、多くの候補者が面接に進み、
その中で内定者が出ることになりました。

2つ目の例でいえば、そもそも転職希望者が目にする求人の全てにおいて
現場(営業部・経理部・研究開発部門等)と採用担当者が、
求める人材のスキルや条件、更には候補者を集めるのが難しいかどうかについて
じっくり話し合っているわけではないということです。

実際に面接して初めて、現場の管理職クラスと担当者レベルでの重要視するポイントの
ズレが明確になったり、採用する現場部門の意向が人事部門に正確に伝わって
いなかったことが顕在化するケースが少なくありません。 
そうなると、修正された条件、ときには修正された仕事内容をもとに選考が進められ
その求人が出たばかりの時には想像もつかなかったキャリアの持ち主が入社するケースもあります。 

採用も「人」が行うことであり、100%でないことは理解しながらも、最初に頭にインプットされた
情報だけに縛られ、「条件に合致していないところが多いから自分は応募してもだめだ」とか
「書類は通ったけど面接はたぶんダメだろう」と考えてしまいがちです。 

でも、目の前の書類応募や面接で、企業側のニーズをきちんと把握し、
そのニーズにおける自分のストロングポイントを理解してアウトプットできれば、
それは意中の企業、いや自分では難しいと思っていた企業からも良い結果をいただける
きっかけになるはずです。